雫田解釈

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雫田解釈(しずくだかいしゃく)は、沢田問題を解決するためにかつて導入されていた解釈である。現在はこの解釈は公式設定から廃止され、岸川解釈に取って代わった。

定義

地図としての『想像地図・城栄』は、作者またはその分身が想像地図世界にワープして測量した結果に基づいて製作されたものであり、想像地図世界内にある機関が発行したものではない。」という解釈である。

背景

沢田問題とは、想像地図世界は地球上ではなく、地球から遠く離れた泉星という惑星が舞台であると設定されているため、架空地図そのものを含めて、地球上にその「もの」が存在することは、その設定に反するのではないかという問題である。

そこでこの問題を解決するために導入されたのが雫田解釈である。

余談

なお、想像地図研究所が発行する「想像地図・城栄」は修正型正弦曲線図法が用いられているが、想像地図世界内にある機関が発行する地図はメルカトル系の図法が使われていると設定されている。このため、もし仮に想像地図世界内にある機関が発行する地図を地球上に持ってきて、想像地図研究所が発行する地図と重ね合わせることができたとしても、図法の違いが原因でぴたりと重ならない。

解釈の再変更

雫田解釈は現界と想界で情報の往来が存在すると仮定するものであり、これが完全架空性に反する可能性があると指摘されていた。また、2023年になってから導入された高添解釈は、雫田解釈と完全に矛盾することとなってしまった。そのため、雫田解釈に代わる新たな解釈として岸川解釈が導入された。その結果、雫田解釈は廃止された。

脚注


関連項目

外部リンク