雛壇描画

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想像地図・城栄」において、雛壇描画(ひなだんびょうが)は、原盤地図の図冊境界を跨ぐ部分の描画を円滑に行うために用いられる手法である。

概要

そもそも想像地図のその本体である原盤地図は、A4用紙が多数つながって構成されている。しかし、全ての用紙が繋がったままでは描画が円滑に行えないため、原盤地図は数十の部分に分割されている。この際、「南北方向に走る分割線」と「描画の最前線」の交点において、描画の最前線を横一列に揃えるのではなく、分割線から2枚横に進んだ場所に段差をつけて描画を行うことで、図冊境界を跨ぐ部分の描画を円滑に行うことができる。

「南北方向に走る分割線」は、A4用紙10枚ごとに走っているが、もし横一列に揃っていた場合、図冊境界を跨ぐ部分を描画するときにはA4用紙を横に20枚広げられる作業空間が必要になるが、実際には部屋はそこまで広くない。2枚横に進んだ場所に段差をつけて描画を行うと、図冊境界を跨ぐ部分を描画するときでもA4用紙12枚分の作業空間で事足りる。

この手法を雛壇描画という。

関連項目