生方の描画

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この記事では、架空地図作品「想像地図・城栄」における生方の描画について述べる。

概要

生方府は、架空地図作品「想像地図・城栄」が描画対象としている架空国家である「城栄国」の2位都市である生方市が立地する都道府県である。一言で言えば城栄国で大阪に相当する地域である。

「想像地図・城栄」は、城栄国の全域を1万分の1縮尺で描く計画であり、もちろん生方府についても、その全域を1万分の1縮尺で描く計画が進められた。それまで想像地図は、地方都市圏や田舎を中心描いてきていたため、大都市圏の描画は初の試みであった。そのため、2010年4月から試行錯誤の上で下描きが進められ、2010年8月25日に原盤地図の描画が開始された。そして2011年7月30日に生方府内全域の描画が完了し、当該事業は完了した。

なお、「1つの県内全域の描画が完了する」というのも、生方府が初であった。

描画作業

描画準備

2010年春から様々な縮尺で下描き地図が作成され、その中でまずは大きな地形と主要な街道のルートが確定し、次いで細かな道路網や地下鉄の路線網についても確定していった。現在、下書きの作成作業は「原案」(第1次原案→第2次原案→第3次原案)として体系化されているが、生方府の描画が開始された2010年の時点ではまだそこまで体系化されていなかった。試行錯誤しながら下描きが進められていったのであるが、この方法は他の地域の描画でも多用されるようになり、現在の原案という体系が構築されたのである。

生方府の下描きは、ただ生方府を描く上での下描きのみになるのではなく、その後の想像地図の描画方法を決定づけるターニングポイントとなったのである。

本描画

確定した下描きに従って、2010年8月25日に原盤地図の描画が開始された。2010年内は主に府内北部の描画が進められ、2011年になってから生方市内中心部の描画が本格化した。そして最終的に2011年7月30日に生方府内全域の描画が完了した。

なお、一時期は沢尻駅付近を「飛び地描画」で描くことも検討されたが、不都合が生じる可能性が高いとして取りやめとなり、2011年に連続描画で描画された。

描画後

生方府内描画完了後は、南に隣接する住谷県や東に隣接する福本県などの描画が行われ、想像地図の描画は続けられている。

描画完了時は、それまでに描いた都市の中で最も完成度が高いと考えられた時期もあったが、描画完了から5年が経過した2016年以降は、最近描いた地域と比べて粗が目立つという問題も表面化し、修正が検討されるようになった。

結果、2017年8月に生方府西部が描き直し第6工区に指定され、西部に関しては大規模な修正が行われることが決定した。なお、市内中心部に関しては、大きな街道や鉄道路線には変更を加えず細かな街路の修正は行われる可能性がある。

関連項目

外部リンク