沢田問題

提供:Tanukipedia

沢田問題(さわだもんだい)は、異世界である想像地図世界を構成する「もの」を現実世界において具現化してよいか、という問題である。

概要

例えば、城栄国で使われている(架空の)切符、紙幣などをデザインし、デジタルデータ上でつくるだけでなく、「もの」を実際に形あるものにする(切符の例で言えば、紙に印刷すること)をしても良いか、という問題である。

というのも、想像地図世界は地球上ではなく、地球から遠く離れた泉星という惑星が舞台であると設定されている。このため、地球上にその「もの」が存在することは、その設定に反するのではないかという懸念がある[1]

この問題は2013年7月2日に初めて考慮の対象になった。その後、2018年10月18日にも、地理人研究所が製作した「空想落とし物」を受けて、同様の問題が思考の対象となった。

この問題は、突き詰めれば架空地図そのものにも及ぶ。すなわち、架空世界の事業者が出版したという形で地図を印刷することも、同様の問題を引き起こす可能性が考えられた。これに対する解決策として2018年に「雫田解釈」が導入されたが、別の部分に矛盾をきたしたため、2023年に「岸川解釈」が導入された。

脚注

関連項目

外部リンク