更紗語名

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更紗語名(さらさごめい)は、更紗語で使われる名称のことである。

概要

更紗語名(さらさごめい)という単語は2つの意味で使われる。

  1. 城栄地名の現地名
  2. 日本地名の更紗語名

城栄地名の現地名

想像地図・城栄」の設定として、城栄国で使われている言語は更紗語だが、地名は全て日本語に訳されている、というものがある。いわば想像地図上の地名は日本語名である。その訳される前の現地名が更紗語名である。

例えば、「赤松」の訳される前の現地名は「アータスィ」(Aatasi)である。これは更紗語で「赤い松」という意味である。

日本地名の更紗語名

想像地図研究所により製作が行われている人工言語の更紗語では、日本の地名は原則として音訳ではなく意訳することになっている。例えば、更紗語で「東京」のことは音をそのままに「トーキョー」と呼ぶのではなくて、「東のみやこ」を意味する単語で呼ぶことになる。このように更紗語では日本の地名はそのまま音訳するのではなく、地名の意味を逐語訳的に意訳して呼ぶことが原則となる。

例外的に、意訳してしまうと元の地名に立ち戻ることができなくなるような地名は、音訳する。例えば「奈良」や「岐阜」は音訳する(更紗語でも「ナラ」「ギフ」と呼ぶ)ことが想定される。

意義

先述の通り、城栄国で使われている言語は更紗語だが、地名は全て日本語に訳されているため、これは日本語名である。

そして、想界にも想像地図を描く人がいて、彼または彼女は日本を想像地図として描いているという設定がある。彼または彼女は更紗語話者である。

この2つの前提に立つと、「彼または彼女」は日本地図を更紗語で作っている。すなわち、更紗語名を考えることは、「彼または彼女」がつくる地名がどんなものであるのかを設定するという意義がある。

関連項目