日下部解釈

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日下部解釈(くさかべかいしゃく)は、「想像地図世界(想界)と現実世界の違いを規定する公理は地形の違いだけである」という解釈である。

定義と概要

リアリティを表す数値をxとし、現実世界の値を1、荒唐無稽なファンタジーを0とすれば、ファンタジーが持つリアリティは0以上1未満となる[1]

ここで δ= 1 - x とすると、δは作品におけるファンタジー要素を意味し、δが小さいほど、そのファンタジーはリアリティが高いと考えられる。

日下部解釈は「想像地図におけるδは『地形の違い』だけである」という解釈である。

なお、この解釈は「作者は想界の造物主ではない」という田谷野解釈を、ファンタジー要素という別の切り口から見た言い換えであるため、結果として意味するところは田谷野解釈と同様である。

脚注

  1. 同様の論理展開はアルカにおいても行われている

関連項目

外部リンク