想像地図研究所
想像地図研究所 | |
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想地研ロゴ | |
正式名称 | 想像地図研究所 |
英語名称 | Imaginary map laboratory |
略称 |
IML 想地研 |
所在地 |
日本 |
人数 | 17名 |
所長 | 想像地図の人 |
活動領域 |
「想像地図・城栄」(架空地図・架空世界・架空言語の製作) 駅名替え歌の製作 Tanukipediaの運営 架空言語・架空地図学会の運営 |
設立年月日 | 2011年8月15日 |
設立者 | 想像地図の人 |
拠点 | 日本(京都府・大阪府・茨城県) |
公式サイト | 想像地図研究所 |
想像地図研究所 | |
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情報 | |
通称 | 想地研、IML |
正式名称 | 想像地図研究所 |
創作対象 | 架空地図・架空言語など |
作者 | Sirnoka(想像地図の人)ほか |
創作開始時期 |
2003年6月29日 (団体設立は2011年8月15日) |
完成予定時期 |
地図完成予定:2028年1月1日 言語完成予定:未定 |
公式サイト | 想像地図研究所 |
想像地図研究所(そうぞうちずけんきゅうしょ)は、架空地図作品『想像地図・城栄』の製作を行うことを目的に設立された研究団体。
略称は想地研(そうちけん)、IML(Imaginary map laboratory)。元は、任意団体であったが、生活情報基盤研究機構の独立ラボ第1号という形で法人化された。
概要
架空地図作品である「想像地図・城栄」は、Sirnoka(想像地図の人)により2003年6月29日から創作が行われてきたが、2011年8月15日、想像地図の世界観が確定し、今後の描画方針が固まったことを考慮し、作品としての想像地図の名称が「想像地図・茶柱」から「想像地図・城栄」に変更された。
このときをもって、「想像地図の制作者」・「作品としての想像地図」・「想像地図の描画が行われる環境」の3つを合わせた複合体としての名称を想像地図研究所と称することになった。また、直後の2011年8月21日、サイトの名称も想像地図・茶柱から想像地図研究所に変更された。
構成員は、2011年の設立以来より主宰者のSirnokaただ1人であったが、2015年10月以降、新規メンバーを募集する可能性が示唆され、2016年7月1日から正式に新規メンバーの募集が開始された[1]。2017年以降、新規メンバーが加入し2023年10月時点でのメンバー数は17人である。
なお、想像地図研究所のメンバーのことは「社員」と呼称するが、これは後述の法人化計画があることに起因したものである。
メンバーの一覧
名前 | 加入時期 | 所属 | 担当分野 | Tanukipediaでの ユーザー名 |
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想像地図の人 (Sirnoka) |
設立時[注釈 1] | 関西本部 | 地図描画・設定作成など基幹部分 | 利用者:TANUKI |
豆腐小僧 (間中) |
2017-04-02 | 関西本部 | 駅名替え歌音源 | |
双叶 舞 | 2018-12-17 | 関東支部 | 学園関連設定・駅名替え歌 | 利用者:双叶 舞 |
ぶちょーおるた | 2019-08-05 | 山陽支部 | 千織語 | 利用者:Bucho Alter |
時雨薫 | 2019-11-24 | 関西本部 | 更紗語 | 利用者:時雨薫 |
Fafs | 2019-11-24 | 関西本部 | 想界の英語相当の言語 | 利用者:Fafs |
久入 すいう | 2020-08-10 | 中部支部 | 景観・天文 | 利用者:久入すいう |
真空 | 2020-10-24 | 関東支部 | 技術関連 | 利用者:Masora Minakami |
こくらゆうすけ | 2020-11-14 | 四国支部 | 韓国語相当の言語 | |
ふぇろ | 2020-11-19 | 英国支部 | 鉄道関連 | |
hsjoihs | 2022-09-04 | 関東支部 | 言語・技術 | |
izumi kanzaki | 2023-01-08 | 関東支部 | 言語・技術 | |
SY | 2023-03-19 | 関西本部 | 文字 | |
nagisa | 2023-08-15 | 東北支部 | 言語・技術 | |
SenXneg | 2023-09-27 | 関東支部 | 想界版露語 | |
Rano | 2023-10-31 | 関東支部 | Tanukipedia管理者 | 利用者:Wikata |
ぽーりゃ | 2023-12-15 | 関東支部 | 技術・暦計算 | 利用者:PolinaBalanyeva |
- かつて在籍していたメンバー
名前 | 加入時期 | 脱退時期 | 所属 | 担当分野 | Tanukipediaでの ユーザー名 |
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佐藤陽花 | 2020-07-31 | 2023-10-10 | 関東支部 | ヘツクース語・情報システム[注釈 2]・天文 | 利用者:Halka S. |
目的
想像地図研究所は、以下の活動を目的としている。なお、斜体で表された項目については、活動が中断または廃止となっている。
- 架空地図作品である「想像地図・城栄」の制作
- 学問としての架空世界創作学の構築
- 架空言語の創作[注釈 3]
- 垰瀬内シリーズ(駅名替え歌)の動画製作[注釈 4]
- 空間の次元が4である異世界に関する創作と研究[注釈 5]
- Tanukipediaの運営
- 架空言語・架空地図学会の開催
なお、「3」については「想像地図・城栄」の世界内で使われる架空言語の創作であるため、定義上は「1」の一部に包含される。また、「4」についても架空駅名を作るうえで必要となる「実在駅名の研究」という目的で行われているという側面もある。
また、他の架空世界創作者が創作する架空国家「スィーフミール群島」(ミザソーグ世界)の地図製作を受諾したことがある。
所章
想像地図研究所の所章は、地図の方位マークと座標軸(第1~4象限)を象徴している。
右上(第1象限)は地図番号が「北域かつ東域」となる部分を表し、この部分は想像地図で最初に着手した領域であることから想地研のイメージカラーの緑色が当てられている。また、城栄国内でこの地域は山林が多い地域であるためそれを表すとする解釈もある。右下(第4象限)は地図番号が「南域かつ東域」となる部分を表し、首都圏を含むことから1番目立つ赤色が当てられている。左下(第3象限)は地図番号が「南域かつ西域」となる部分を表し、この部分は琥賽諸島など海の多い部分であることから青色が当てられている。左上(第2象限)は地図番号が「北域かつ西域」となる部分を表すが、この部分に城栄国の領土が含まれないため灰色が当てられている。
初代の所章は2012年1月14日に作られ、12年間使用されてきた。2024年、正式な法人化に向けてデザインを洗練されたものにするための検討が始まり、2024年1月30日に現在の所章に改訂され、色合いがやや変更された。
沿革
この節では研究所自体の沿革を記す。架空地図創作自体の詳細な沿革については想像地図・城栄#歴史を参照のこと。
- (2003年6月29日 - 想像地図創作開始)
- 2011年8月15日 - 設立。
- 2012年1月14日 - 初代所章を制定。
- 2012年5月29日 - 第1作目の架空言語の創作を開始。
- 2014年8月17日 - 第2作目の架空言語の創作を開始。
- 2016年1月20日 - 4次元研究の再開。
- 2016年6月29日 - 創作規定の明文化完了。
- 2016年7月1日 - 新規メンバーの募集を開始。
- 2016年8月15日 - 設立5周年。
- 2017年1月16日 - 想像地図研究所YouTubeチャンネル停止事件発生。
- 2017年4月2日 - 新メンバーの豆腐小僧が加入し、構成員数が2人となる。
- 2018年2月8日 - サーバーの移転に伴い、ホームページのアドレスを変更。
- 2018年3月18日 - 研究所の本拠地を移転。
- 2018年12月17日 - 新メンバーの双叶 舞が加入し、構成員数が3人となる。関東支部を設置。
- 2019年8月5日 - 新メンバーのぶちょーおるたが加入し、構成員数が4人となる。山陽支部を設置。
- 2019年11月24日 - 新メンバーの時雨薫およびFafsの2人が加入し、構成員数が6人となる。
- 2020年7月31日 - 新メンバーの佐藤陽花[注釈 6]が加入し、構成員数が7人となる。
- 2020年8月10日 - 新メンバーのすいう れるみが加入。
- 2020年10月24日 - 新メンバーの真空が加入。
- 2020年11月14日 - 新メンバーのこくらゆうすけが加入。東北支部を設置。
- 2021年9月2日 - サーバーの移転に伴い、ホームページのアドレスを変更。
- 2022年9月4日 - 新メンバーのhsjoihsが加入。
- 2023年1月8日 - 新メンバーのizumi kanzakiが加入。
- 2023年3月19日 - 新メンバーのSYが加入。
- 2023年8月15日 - 新メンバーのnagisaが加入。
- 2023年9月27日 - 新メンバーのSenXnegが加入。
- 2023年10月31日 - 新メンバーのRanoが加入。
- 2023年12月15日 - 新メンバーのぽーりゃが加入。
- 2024年1月30日 - 2代目所章を制定。
- 2024年2月6日 - 生活情報基盤研究機構の独立ラボ第1号として法人化。
法人化の計画
想像地図研究所を法人化する構想が2013年から検討されている。2014年に一度は忘れられたが、2017年からは想像地図2028年問題への有効な対処法の1つとして再注目され、また出版計画の為にも有効と考えられるようになった。そのため、2018年以降、「構想」から「計画」に格上げされている。株式会社ではなく、一般社団法人とする案が有力視され、2020年度内の法人化を目指していたが、年単位での延期が続いてきた。2024年2月6日に生活情報基盤研究機構の独立ラボ第1号という形での法人化が実現した。
前述の理由により、想像地図研究所の「メンバー」は一般社団法人及び一般財団法人に関する法律における呼称である「社員」という呼称[2]が用いられる。また、加入時には一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第31条[2]に基づき、社員名簿に氏名および住所の登録が必要になる。また、2023年12月より加入時に加入誓約書への記入が求められることとなった。
注釈
- ↑ 想像地図の描画開始を加入日と解釈する場合は2003年6月29日、任意団体としての想像地図研究所の設立時を加入日と解釈する場合は2011年8月15日。
- ↑ 乗車券・暦計算・電子地図・架空言語フォント等
- ↑ 2015年8月23日以降停止していたが、2019年8月5日に再開宣言が発表された。
- ↑ 2017年1月16日の想像地図研究所YouTubeチャンネル停止事件により中断していたが再開。
- ↑ 当研究所設立以前の2008年~2009年にかけてこの創作と研究が行われ、2010年以降停止、2016年1月20日に再開されたが、2017年に入ってから再び停止している。
- ↑ 当時は和澄陽花の名義
脚注
関連項目
外部リンク