想像地図・城栄
想像地図・城栄(そうぞうちず・じょうえい)は、想像地図研究所によって作成・描画された想像地図(架空地図)の名称。および、その想像地図の描画計画の名称。
概要
現実世界にありそうな「城栄国」という架空の国を、地図という形で表現することを目的としている。
国全域の地図(都市・田舎に関わらず国の地域すべて)を1万分の1縮尺で描くことが目標とされている。また、地図だけでなく、付随する世界観(気候など惑星環境、鉄道のダイヤなど交通事情、等々、架空世界全体の大きな世界観が中心)も創作することにより、現実感を増すことも目標の1つとされる。
2003年に描画が開始され、2008年からインターネット上で地図の公開が順次始まった。名称は、かつては「想像地図・茶柱」が正式名称だったが、2011年8月15日に「想像地図・城栄」という名称に改められた。単に「想像地図」という名称も正式名称であり、こちらの呼び方の方が使用頻度が高い。また略称として「想地」(そうち、そーち)という呼び方がある。
2021年2月現在の描画進捗率は約83%で、城栄国全域の描画は2028年1月1日に完成する予定とされている[1][注釈 1]。
地図完成後には、地図を書籍として出版することが計画されている(想像地図出版計画)。
小説やゲームなどの舞台設定という目的で地図が作られているのではなく、地図そのものが創作作品であるという位置づけである。
地図としての特徴
地図の見かけはカーナビの地図のような雰囲気であり、交通網に的を絞った地図になっている。「1つの都市」よりも広域的な地域を描くことに重きが置かれている。
- 道路は種別に応じて色分けが行われ、高速道路は青、国道は赤、県道は黄緑、その他の道路は黄色である。
- 鉄道も色分けが行われており、JRは深緑、私鉄は紫である。他の地図とは異なり白黒ストライプの模様は使われていない。
- 境界線は、県境と市区町村境が表示されている。前者の方が太い線で描かれている。
- 等高線は描かれていないが、山頂の記号は表示されており、標高が数値で示されている。地形の特徴は、主に川の流れによって示される。
図法
図法は、メルカトル図法などといった既存の図法ではなく、想像地図の描画のために独自に開発された図法である修正型正弦曲線図法である。これは、正弦曲線図法(サンソン図法)に、「惑星が真球ではなく赤道半径と極半径の異なる回転楕円体であることを考慮した補正」を加えたものである。
詳細は修正型正弦曲線図法を参照
世界観
城栄国は、地球からも銀河系からも遙か彼方の銀河「天の沢銀河」にある「泉太陽系」の第3惑星「泉星」にあるという設定になっている。地図中の文字は地名は主に漢字・ひらがな・カタカナで書かれており、城栄国が日本によく似た国であることが窺えるが、実際は城栄国では日本語とは異なる言語が使われているが、想像地図は地名などを含めて全て日本語に(日本風に)訳されて描かれていると設定されている。
詳細は更紗翻訳解釈を参照
なお、この想像地図を包含する宇宙観を意味する単語として「想像地図世界」が使われる。
作者の視点
想像地図は原則として「旅人」の視点から描画される[2]。そのため、まだ旅をしていない領域(地図の未描画領域)の情報はほとんど分からないとされる。造物主や為政者の立場から描画するのではないとされるが、これは夏目漱石の小説「夢十夜」の一節「運慶は、仁王を彫刻しているのではなく、木の中に埋まっている仁王を掘り出しているだけだ」という状況と似ていると説明される。
しばしば作者が「造物主」の立場であると誤解されがちであるが、むしろ作者の個人的嗜好を世界観に反映することは忌避される傾向にあり、好き嫌いよりもリアリティが優先されている。
描画方法
A4用紙を縦横に結合し、それにペンで道路・鉄道・河川・海岸・境界線などの要素を1万分の1縮尺で描き込んでゆく方式で描かれている。
A4用紙で手描きされた地図は、スキャンにより電子化された後、Microsoft Visio を用いてトレースが行われ、ベクトル地図であるVSD地図が作られる。
これまでに4万8千枚以上のA4用紙が使用され、南北1532km・東西882kmの範囲が描かれている。なお、地図自体の大きさは縦153m・横88mという大きさに及び、体育館のような場所でさえ広げきることができないほど巨大である。この大きさは、昭和期のゴジラや「進撃の巨人」の超大型巨人の身長を上回る[3]。
なお、全面完成時は南北2970km・東西2100kmの範囲を網羅する予定であり、地図自体の大きさは縦297m・横210mとなる見込みである。
珍百景登録
2020年2月23日放送されたテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」で放送され、珍百景に登録された[4]。なお、このときの取材では、実際に体育館に原盤地図を広げることとなったが、全体の1割ほどしか広げられないという結果になった。
なお、放送では「完成時には縦141.3m・横79.8mになる予定」とされたが、正しくは「(放送日時点での)描画済の地図を全て広げると縦141.3m・横79.8mで、完成時には縦297m・横210mになる予定」である。
鉄の掟
想像地図にはいくつかの「鉄の掟」が存在する。
描画における鉄の掟
連続描画の原則
これは、想像地図の描画は「紙が全て繋がった状態で描かなければならない」というものである。例えば、A市とB市とC市が南北に並んでいるとき、A市を描いた直後にB市を飛ばしてC市を描き始める、ということはしてはならないということである。
詳細は連続描画の原則を参照
南北一軸の原則(東西完全連続描画の原則)
これは、想像地図の描画は「南北の描画の主軸は1本で描かなければならない」(東西方向の1行を見たとき、どの行も連続描画になっていなければならない)というものである。
詳細は南北一軸の原則を参照
世界観設定における鉄の掟
災害に関する設定を好き勝手に作ることはできない。想像地図世界において災害が発生した日付は、作者が何らかの災難に遭遇した日付と同一にすることが定められている。
ただし、作者が生誕するよりも前、あるいは作者の記憶のない時代に関してはこの限りではない。
なお、災害に関する設定をすることに関しては、不謹慎であるという批判もある。特に、2015年8月23日に勃発した人工言語作者との紛争に由来して「早津県北部地震」の設定を作ったことに対しては根強い批判があった。
変更禁止の掟
既に創作したものを後から改変してはならない。これは、一度描いた地図や一度作った設定を後から直してはいけないことを意味する。
しかし、変更禁止の掟は例外があり、「設定上の矛盾を解消するため、または、リアリティを増すため」であれば変更は許される。描き直しが行われる根拠はここにある。
なお、地物の変化(例えば新しい道路の開通など)による地図の改訂は、「既に創作したものを後から変更すること」には含まれない。
地図番号制
想像地図は縦向きのA4用紙を縦横に連結することで描かれているが、各々のA4用紙には番号がつけられている。「1, 2, 3, 4,…」といった順序的な番号ではなく、「縦(北)方向に何行目・横(東)方向に何列目」であるかを表す座標的な番号体系になっている[5]。例えば、「縦に40行目・横に30列目」であれば「N40 E30」となる。なお、縦の行番号は北へ進むと番号が増え、横の列番号は東へ進むと番号が増える。
この番号は比較的早期に導入されたが[注釈 2]、地図が北と東だけではなく南と西にも広がることが考慮に入れられ、番号の起点は「縦に200行目・横に200列目」(N200 E200)である。
しかし、実際には地図が予想を大きく上回るほど広がり、南下のペースだけが異常に速かった。2011年10月5日に縦に0行目の場所に到達してしまった。そのため、そこよりも南は行番号をマイナスにすることで対応が行われた。ただし、地図上での表示は見やすさを優先し、縦方向のマイナス(0行目より南)は「N-」ではなく「S」で標示される[注釈 3]。例えば、「縦に-40行目・横に30列目」であれば「N-40 E30」ではなく「S40 E30」となる。また、横方向は2019年7月21日に横に0列目の場所に到達した。横方向のマイナス(0列目より西)については、「E-」ではなく「W」で表示される。両方を踏まえると、例えば「縦に-150行目・横に10列目」であれば「S150 W10」となる。なお、この数値は緯度経度とは異なるので注意が必要である。地図番号と緯度経度に関係については「修正型正弦曲線図法」を参照のこと。
2020年2月現在、描画域の最南端は「縦に-232行目」(S232)である。一方で最北端は「縦に243行目」(N243)である。また、描画域の最西端は「横に-31列目」(W31)、最東端は「横に366列目」(E366)である。起点が「縦に200行目」(N200)であったことを思い出せば、南方向に400行分以上進んでいることがわかる。さらに、A4用紙が縦向きに繋げられていて南北方向の1行分の距離の方が東西方向の1列分の距離に比べて長いという事実も考慮に入れると、南下のペースばかりが異常に速かったことが伺える。
地図以外の活動
詳細は想像地図研究所を参照
小説の執筆
描画開始時の2003年から、想像地図の世界を舞台とする小説の執筆が予定されていた。しかし、実際には地図の描画ばかりが優先的に行われ続け、小説の執筆は2008年まで忘れ去られていた。
2008年、想像地図の世界を舞台とする推理小説が執筆されたが、舞台が架空の土地である必要性が全くない小説であるにもかかわらず、物語の本筋とは無関係な地理描写ばかりが過剰に登場するという問題点があった。また、この小説の設定には現在の想像地図の世界観設定に反するものが含まれている[注釈 4]ため、想像地図の公式設定としては削除されている。
想像地図の世界観設定が明確に固定化した2011年、再び小説の執筆が始まった。「舞台が架空の土地である」という特性を充分に生かすため、推理小説ではなく異世界冒険小説が執筆されることになった。しかし、地図の描画に追随して作られる設定というものが存在する限り、すなわち、想像地図の描画が完了していない限り、小説の設定が地図の設定に縛りを課してしまい、地図の描画がやりにくくなるという問題を避けるために、執筆は一時停止と再開を繰り返している。
2015年末になり、再び執筆が再開されたが、2016年に入ってからは再び停止状態にあり、今後の予定は不明瞭である。
なお、小説は創作の本筋ではなく、あくまでも創作の本筋は地図である。「地図という舞台設定ばかりに力を入れており、本筋である小説の執筆が進まない」という批評を受けることがあるが、その批評は前提が間違っている。そもそも小説は本編ではなく、想像地図の「本編」は地図そのものであることを作者は繰り返し主張している[6]が、架空地図が創作活動であるということが認識されにくいのか、なかなかその主張は理解されないようだ。
詳細は想像地図小説を参照
立体映像
想像地図世界を3Dモデリングによる立体映像で再現するという構想が2006年頃から検討され始めた。しかし、地図の描画範囲が大きく広がったことにより、あまりにも広い範囲をすべて3Dモデリングすることの実現性がなくなってしまった。そのため、2012年以降はこの構想について語られる事は殆どなくなっている。
架空言語の創作
異世界であるにもかかわらず日本語が通じるというご都合主義を除去するため、想像地図世界で使われる言語自体も創作することが長期構想として掲げられた(想像地図第五期構想)。
構想実現のため、千織語・更紗語という2つの架空言語の創作が計画されたが、2015年8月23日、第五期構想の一時中断宣言が行われた。
その後の2016年12月28日、「城栄国では、日本語とは異なる言語が使われていが、想像地図は地名などを含めて全て日本語に訳されて描かれている。」という解釈(更紗翻訳解釈)を正式採用することが決定し、いっときは架空言語計画が停止状態となっていた。
しかし、2019年に想像地図研究所に架空言語担当者が加入し、想像地図が複数人による共同製作となったことにより本格的に再開された。
駅名替え歌の製作
2014年から、垰瀬内シリーズ(駅名替え歌)の製作が行われている。今のところ架空駅名ではなく日本にある駅名を用いた垰瀬内シリーズ動画が作られている。
架空地図の描画とは直接無関係なこの活動が行われる理由は主に2つある。第1の理由は、垰瀬内シリーズで使われる駅名を参照することで架空駅名を作る上で参考とすることができるため、第2の理由は、将来的に架空駅名で垰瀬内シリーズ動画を作るための技術の蓄積のため、である。
しかしながら、2017年1月16日、七川事件発生し、架空言語路線に続き垰瀬内シリーズの創作活動も停止状態となり、駅名替え歌路線の廃止が検討されている。
架空地図学会への参加
2015年から、架空地図作者の集まる会合である架空地図学会へ参加を行っている。
歴史
この想像地図・城栄には2種類の歴史がある。
1つは描画の歴史であり、これは作者のSirnoka(想像地図の人)[注釈 5]がこの地図を描いてきた歴史、すなわち作品それ自体の歴史(作業遍歴)である。これは描画史と呼ばれており、本項目ではこれに関して説明する。
もう1つは城栄国の歴史であり、地図に登場する「城栄国」の歴史である。これは「作品の設定」、すなわち世界観の一部であるため、世界観設定の変更によりその内容は数次にわたり変更が加えられている。城栄国の歴史については城栄国#城栄国の歴史を参照。
描画史
描画史は、次のように区分けされた時代区分がある。
- 描画開始に至る前の前歴(1998年~2003年)
- 描画第1期(2003年)
- 描画第2期(2004年~2007年)
- 描画第3期(2008年~2009年)
- 描画第4期(2010年以降)
- 第4期前期(2010年~2013年)
- 第4期中期(2014年~2016年)
- 第4期後期(2017年~2020年)
- 描画第5期(2020年以降)
これは想像地図の世界観の変化に従って区分けされた時代区分である。以下では、これらを時系列順に記述する。
描画開始に至る前の前歴(1998年~2003年)
作者のSirnoka(想像地図の人)は幼少期から架空の地図を描いており、記録に残る限りの最古の架空地図は1998年のものがある。この頃は主に鉛筆のみを用いており、最初はトミカサイズ(約60分の1)が主であった。
その後は1000分の1のものが登場し、最終的には1万分の1のものが登場した。1万分の1になってからはペンを用いた色分けが行われるようになった。
ただ、この時期は、それぞれの地図は「単発的」であり、1つの世界観を共有してはいなかった[注釈 6]。また、道路や鉄道が描かれるものの、地名が記されることは稀であった。
しかし2003年春頃、地名を創作し世界観を固定した体系的な架空地図を創作することを趣旨とする「想像地図構想」が検討され始めた。
描画第1期(2003年)
第1期は、設定世界観が「関東西部」とされていた時期のことである。
2003年春頃に検討され始めた「想像地図構想」に基づく形で、同年2003年6月29日、A4用紙を縦横に繋げて1万分の1縮尺の手描き地図の描画が開始された。想像地図研究所では、このときをもって想像地図の製作開始と定義している。
このプロジェクトでは、関東西部のどこかにあるニュータウン「茶柱市」とそこを走る地下鉄を中心に描画が行われた。
第1期では鉄道路線図がPCベースで作成されたが、地図は手描きの地図のみが製作されトレースなどは行われなかった。将来的なデジタル地図の作成構想はあったが、具体的な方法論について顧みられることはなく、構想の域を出ておらず実現の見通しは全く立っていなかった。
描画第2期(2004年~2007年)
第2期は、設定世界観が「日本のどこか」とされていた時期のことである。
2004年になると描画の範囲が主に南と東に向かって広がった。ニュータウンの外縁部の描画も行われ、高速道路や国道と言った広域的な幹線道路が登場するようになる。また、鉄道に関してもJRの幹線路線が登場し、地下鉄という都市内の交通だけではなく、都市間を結ぶ広域の鉄道網が登場した。この頃から世界観は「関東西部」から「日本のどこか」というやや曖昧なものに変化した。
描画範囲は広がり続け、2004年中に初めて海岸部(泉川市)まで到達した。今まで描いていた地域は、日本のどこかにある「茶柱県」という県であると意識されるようになると、県内全域の描画を目指す形で描画が進むようになった。
2006年には、それまでの速度のまま描画を続ければ60年後に完成するという試算が出されるなど[注釈 7]、長期的な描画について意識されるようになってきたのもこの時代である。
手描き地図をPCにトレースする作業もこの時代から始まった。この時代も手描き地図は1万分の1のままであったが、トレース地図は縮刷版という位置づけであり、20万分の1で作成された。また同時期に、想像地図世界を立体映像で再現するという構想も浮上した。
そして2007年2月、描画範囲は茶柱県の南隣の片山県へ到達した。10月には西隣の森崎県へも到達し、森崎県側でも海岸へ到達する。これによって、それまで描いていた地域は、東北地方のように南北方向に延びた陸で東西両側に海がある場所であることが示された。しかし、茶柱県の描画は北部ではあまり進んでいなかった。
描画第3期(2008年~2009年)
第3期は、設定世界観が「日本のどこか」というものから「架空の国」へと移行しつつある時期のことである。
描画している範囲がまた広がり、2008年以降は徐々に架空の国という雰囲気が強まっていくが、あくまでも日本の一部という認識があった。
2008年は描画開始以来最高の速度で描画が進み、茶柱県北部の描画が進んだ。そのことによって、茶柱県の面積が推察できるようになり、岩手県よりも広い面積を持つことが判明し、「日本のどこか」という設定には無理が生じるようになっていた[注釈 8]。そのため次第に「架空の国」という設定に移行しつつあった[注釈 9]。
同時期にトレース方法も変化した。それまでは20万分の1でトレースが行われていたが、2008年7月1日から10万分の1に移行している。手描き地図は、それまでの地図にA4用紙を繋げ続けていく方式がとられているため1万分の1のまま変化はない。
また、2008年9月21日、正縮尺の地図が画像として初めてインターネット上で公開された(それまでは路線図や統計のみが公開されていた)。
一方、この頃に描かれた三桝海峡大橋の全長が、吊橋としての長さが明石海峡大橋を超えないように設定されており[注釈 10]、仮に「架空の国」だとしても「地球上の架空の国」と意識されているようである。
しかし、三桝県・江島県・岩本県・平岩県と次々に描画範囲が南へ広がってゆき、2009年の時点で描画範囲は南北500kmを超えていた。このため「地球上の架空の国」という世界観も怪しいものとなっていった。
なお、この頃も長期的な描画は強く意識されており、30年後の完成が目指された。このときは、A4用紙2万枚の地図を描けば完成とされた。
描画第4期 前期 (2010年~2013年)
第4期は、設定世界観が「架空の惑星にある架空の国」とされてからの時期のことである。その内、2013年までを第4期前期と呼ぶ。
2010年4月7日、描画範囲を今後広げていくにあたって世界観を明確に決定することとなった。これまでの曖昧な世界観から、「架空惑星上にある架空国家」という設定に変更され、国全域を描くことが長期目標として設定された。これに伴い描画目標枚数がA4用紙2万枚から6~7万枚[注釈 11]に引き上げられ、2043年までに完成させるという目標が設定された。作者が「想像地図を完成させることが自分の使命である」と意識し始めたのもこの時代である。
刷新された世界観を元に描画が進み、同年12月14日には国名が「城栄国」(じょうえいこく)であるという設定が正式に決定した。城栄国は「泉星」(いずみせい)という架空の惑星にあると設定された。なお、旧国鉄が民営化されて誕生した鉄道会社の名称はそのまま「JR」とされた。これは城栄国の頭文字がJだからであるが、「城栄国」という名称が決まる前の段階で地図上のあらゆる場所に「JR」という表記が既に存在しており、もはやJRという名称が変更不可能と判断され、Jで始まる国名が選ばれたという側面もある[注釈 12][注釈 13]。
同時期に、「大阪のような地域である『生方府』を描く」という目標が打ち立てられた。このとき、大きな街を描くに当たって事前調査が数次にわたり行われ、異なる縮尺で下書きが行われた。これにより、「全体を俯瞰しながら地図を描く」という方法論が成立し、現在に続く「3度の下書きの後の清書」という描画方法が確立する。
また、それまで主要街道筋に沿った線状の描画が行われていたものが、2011年からは街の核を中心とした面的な描画に変化した。そして城栄第2の都市たる生方を中心として各方向へ描画が広げられ、描画は生方府を中心に面的に広がっていった。
2011年6月5日、首都名が南栄、京都に相当する古都名が栄都と決定。また6月26日、泉星の諸元について設定が行われ、今までよりも定量的・数値的な描画が意識されるようになった。
数値的で綿密な計画に基づいた描画方法が確立した甲斐あって、生方府の描画は約1年で完了した。2011年7月30日、生方府は、想像地図世界に登場する都道府県として初めて県内全域の描画が完了した。完了後も生方府の周囲に隣接する県の描画がそのまま続けられた。
8月15日、茶柱県中心ではなく生方府中心の描画に移行しており、既に「城栄国」という世界観が確立していることを鑑みて、地図の名称が想像地図・茶柱から想像地図・城栄に変更された(想像地図研究所の設立はこの日である)。また、8月21日にはサイト名が想像地図・茶柱から想像地図研究所に変更された。これ以降、単に想像地図と呼ばれることも増えてきた。
2012年、隣国に関する言及が行われ、中国に相当する国の名称が「森国」であると設定された。作者が架空言語界隈に触れたことをきっかけに、城栄国の南東の海上で隣接する隣国の「ヒッタン国」の言語、「ヒッタン語」の創作が始められた。また、作者が台湾旅行を経験した影響か、城栄国の南西の海上で隣接する隣国である森国と散莱に関してもサイト上で言及されるようになった。森国と散莱は中国と台湾に相当する地域であり、中国語と同じ言語が話されていると設定された。
その後、描画に使われるA4用紙を大量購入・運搬する作戦として、第1回やしま作戦が行われた。
また、第1期および第2期で描かれた図葉の一部について描き直す計画が発表され、12月2日より実際の作業が開始されている。
2013年、作者は初めての青春18切符旅行を行い、13年ぶりの九州上陸を果たした。その影響か、中国地方や九州地方に相当する地域の描画の準備が行われ、同年9月以降に中国地方に相当する係州地方の描画が本格化した。描画速度も加速し、2010年に立てた目標は前倒しされ、2040年までに完成させるという目標が設定された。なお、総枚数1万枚の大台は、九州から戻った直後に達成している。
2013年8月5日、想像地図の図法が修正型正弦曲線図法であることがサイト上で言及された[7]。また、地図上の緯線が地理緯度ではなく修正緯度であったことが明言された。これは、想像地図の描画域が広がっており、惑星の丸みを考慮する必要が出てきたが、それまでの地図を描き直すわけにはいかず、それまでの地図がどの図法で描かれてきたと解釈するのが良いかが検討された結果であり、一種の解釈改憲といえる。
2013年11月以降、作者が多忙を極める時代に突入したが、作者は梢重の夢を見るなど[8]、今までにない経験をいくつもした。また、多忙で創作活動に費やせる時間が減少したにも関わらず、新技術の投入でそれまでになく速いペースで描画が進んだのもこの時代である。
描画第4期 中期 (2014年~2016年)
第4期は、設定世界観が「架空の惑星にある架空の国」とされてからの時期のことだが、中でも2014年から2016年を第4期中期と呼ぶ[注釈 14]。
この時期になると、「第五期構想」というものが持ち上がった。
それまで、城栄国の言語に関しては「城栄国では日本語にとほぼ同じ言語が話されている」と設定されていた[注釈 15]。しかし、これに対して批判的な意見が見られるようになった。それはすなわち、「架空惑星の架空国家、つまり異世界である限り、日本語と同じ言語が通じるのはご都合主義的である」という意見である。
そこで、第4期に次ぐ第5期では、城栄国で話される言語自体も架空言語をゼロから創り上げることにより、言語に関するご都合主義的な部分をなくす構想が持ち上がった。この構想の実現のためには、漢字に相当する表意文字とひらがな・カタカナに相当する表音文字を全てゼロから創作する必要がある。すなわち、中国語(漢文)に相当する架空言語を作り、続いて日本語に相当する架空言語を作る必要がある。この構想に基づき、2014年8月より、中国語に相当する架空言語の創作が開始された。この架空言語は同年10月に千織語と命名され、本格的な創作が始まった。そして、将来創作する予定の、日本語に相当する架空言語は更紗語と命名された。
一方で、架空言語の創作が本格化しても、地図の描画は速度を落とすことなく続けられている。2013年から2014年にかけて導入された新技術で2倍速での描画が可能となり、2015年には想像地図倍速描画計画が実行に移された。完成目標はまた前倒しされ、2028年までに完成させるとされた[1]。
2015年1月28日、完成率は30%に到達した。また、5月11日に総枚数が2万枚に到達した。この数字は第3期においてこれだけ描けば完成という値ではあるが、現在の完成目標に比すれば3分の1に満たない。ただし、第3期では「(2009年から)30年後までに2万枚仕上げる」という目標であったため、このときの予想よりも5倍速く描画が進んでいることになる。
2015年6月11日、修正型正弦曲線図法を数学的に厳密に扱う方法が確立し[9]、これ以降、地図に経線が引かれるようになった。
しかし、地図と千織語の両方の創作を同時に続けていることは、作者の心身に多大な負担をかけ続けた。また、千織語は中国語に相当する架空言語であるため当然のことながら背景世界観として日本的ではなく古代中国的な世界観を持っている。これを創作することは、「作者自身が千織世界観に支配されること」をいかに防ぐか格闘し続けることを意味する。そんな中で2015年8月23日、想像地図の作成母体の想像地図研究所は、架空地図や架空言語に関する価値観等の対立から凪霧作者の鮎川氏と紛争状態に突入した(想凪戦争)。扇情的な言い争いによる「紛争」が暫く続いたあと、8月27日15時に戦闘終了が宣言された[注釈 16]。
このとき、作者は初めて「作者自身が千織世界観に支配されてしまっていた事実」に気付いた。そこで、「作者自身が千織世界観に支配されること」が再び起きることを防ぐため、千織語の製作を停止し、第五期構想を事実上凍結することが決定した(高樹の決断)[10]。また、版図の広がった想像地図の描画に専念するため、一時はヒッタン語の製作凍結も検討されたが、結局はヒッタン語は公式中断宣言はなく、むしろ架空言語の創作活動を凍結しない宣言が行われている[11]。しかし、この宣言以降、架空言語に関する創作は全く行われておらず、実態としては想像地図研究所の架空言語創作活動は停止状態となった。
2015年9月、南栄都中心部の描画が本格的に開始された。最初は幹線鉄道沿線の描画を「第1期作業」として優先的に行うこととなり、11月3日に第1期作業が完了した。
南栄描画第1期作業が完了した直後の2015年11月5日から、作者は再び多忙期に突入し、しばらくは描画速度が停滞していた。しかし、2016年1月に入り、南栄の幹線鉄道の西側の地域の描画が「第2期作業」として着手され、多忙期の一段落ついた2016年3月から本格的に作業が行われ、6月3日に南栄描画第2期作業が完了した。
南栄の描画については、記事「南栄の描画」も参照
その後、南栄の描画は、港湾部を含む南東部地域の描画が「第3期作業」として位置づけられた。第3期作業は何度かの休止を経つつも継続され、10月16日に完了した。これに伴い、南栄の都心の地図が初めてホームページ上で公開された[12]。その後は南栄の描画を一旦停止し、高見県・赤松県の描画が進められ、12月中に嶽部山およびたけべ市の大半の描画が完了した。
一方で、2016年内は架空言語の創作活動は全く顧みられることがなく、ついに2016年12月、「城栄国では、日本語とは異なる言語が使われている。しかし想像地図は、地名などを含めて全て日本語に訳されて描かれている。」という解釈(更紗翻訳解釈)を公式設定として取り入れることが決定し(たけべ宣言)[注釈 17]、これをもって第五期構想は事実上の未成線化となった。
描画第4期 後期 (2017年~2020年11月)
第4期は、設定世界観が「架空の惑星にある架空の国」とされてからの時期のことだが、中でも2017年以降を第4期後期と呼ぶ[注釈 18]。
2017年に入ってからは高見県・赤松県に加えて、その南側に隣接する野波県の描画も本格化した。5月9日には赤松県内全域の描画が完了した。赤松県内の描画が始まってから1年と経たずに完了し、1県全域描画の最短記録となった。さらに、足踏み状態が続いていた五国地方や八州地方についても、部分的ではあるが描画が進められた。そして5月20日、遂に完成率が50%に到達し、作業量的折返し地点を通過した。
2017年6月以降は、五国地方(主に柄本県西部)に加えて、城栄海沿岸の保蘭県の描画が進められた。一方、南栄の描画は、登茂丘陵周辺の描画が「第4期作業」に位置づけられ、9月に着手し、10月に完了した。続きその後も南栄周辺の描画が継続されたが、高密度な描画が続くことにより描画速度は大きく落ち込んだ。このため、南栄の描画は一旦停止し、八州地方の描画が進められ、12月には岸下県内の描画も開始された。また、同時期に福本県・弓木県内陸部の描画も進められ、描画速度は回復したが、2017年内の描画枚数は2016年内のそれよりも少なく、2010年から2016年まで連続で加速してきた描画速度が7年ぶりに減速に転じることとなった[注釈 19]。このことは非常に衝撃的な事実として受け止められることとなった。
2018年は、引き続き岸下県に加えて、福本県・弓木県内陸部の描画が継続された。南栄の描画についても、地名の勘案が進んだため再開され、2月10日に北西部が[13]、5月26日に南東部が公開され[14]、これに伴って南栄の都心部の地図は全て完成し、公開された。その後は引き続き首都圏の描画が続けられ、主に野波県と千明県の描画が進められた。
2018年夏に作者は東北地方への旅行を行い、その知見を生かして直州地方の描画を進める準備も開始された。直州地方は描画を進めるに当たって描き直しが必要になる部分が多く存在するが、その作業も2018年末から本格的に行われ始めた。安久地方の未描画部分の描画も進められ、福本県と滝本県の全域の描画も完了。10月末までに完成率が60%を突破した。また、作者が念願だった伊勢神宮への参拝を2018年12月12日に果たしたが、その翌日、伊勢市周辺をモデルとしていた寺島県辰真市の描画が行われ、これによって寺島県の全域の描画が完了した。2018年の描画全体の進捗速度は、2017年に比べると僅かながら改善したが大幅な改善とはならず、翌年は再加速が課題となった。
2019年は、直州地方東岸部の描き直し作業に加え、本格的に直州地方内陸部の描画も進められた。このほか、首都圏西部の描画も進み、2月27日には千明県が全域の描画が完了し、4月4日には斎賀県の描画に進出。4月23日には温水県全域の描画が完了した。7月27日には、完成率が66.66%(3分の2)を突破し、10月12日には70%を突破した。これによっていよいよ想像地図は、完成への道が見えてくる段階に足を踏み入れたといえる。完成への道が見えたことで、城栄全域の描画に必要な枚数が61000枚という見立てでは足りなかったことが判明し、2019年10月28日、完成時の目標枚数が65536枚に引き上げられた。これに伴って完成率の計算方法が「描画済枚数÷完成時目標枚数」という単純な計算式ではなく、「描画済枚数×5/3806 + 26460/1903」という計算式に変更された[注釈 20]。
南栄の描画についても、2019年11月12日にテーマパークの名称が決定したことから未描画部分の描画が行われ、ついに南栄の全域の地図が完成した。これにより南栄新川地区の地図が公開された[15]。
また、2019年において特筆すべきことは架空言語の製作計画が本格的に復活したことが挙げられる。2019年8月5日には、想像地図研究所への新メンバー加入により2015年以来4年ほど停止していた千織語の製作再開が宣言された。また11月24日にも新メンバー加入があり、計画どまりだった更紗語と、英語風言語の製作が開始されることとなった。「城栄国では、日本語とは異なる言語が使われている。しかし想像地図は、地名などを含めて全て日本語に訳されて描かれている。」という解釈(更紗翻訳解釈)についても再確認され、更紗語の地名の意味を日本語に直訳した意訳地名だけではなく、更紗語の地名の音に日本風の表記をあてた音訳地名もあるという解釈(辰田解釈)を公式設定とすることになった。
2020年は、2019年に引き続き直州地方内陸部の描画と首都圏南部の描画が行われた。その結果、2月7日には直江県全域が描画完了した。また同じく2月にテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」の取材を受け、2月22日にその取材内容が放送され、珍百景に登録された[4]。その後、城栄全域の描画に必要な枚数の見立てについての再検討が行われ、やはり65536枚でも不足という結論に至り、2月26日に計算式が再変更され、「(描画済枚数 + 2×描き直し済み枚数)×25/32232 + 152900/4029」という計算式に変更された。一方、首都圏南部の描画は2月29日に舟山県の県内全域描画完了を持って完了し、これに伴い首都圏全域の描画が完了した。また、3月にも関西テレビの「ウラマヨ!」の取材を受け、5月9日にその内容が放送された[16]。
2020年中頃からは、沙木半島や八州の大規模な描画が進められたことで生じた世楠洲特需・北八州特需・南八州特需により大きな進捗を出し、1年間で1万枚以上を描くという史上類を見ない大進捗を生み出した。
また、2020年において特筆すべきことは世界観設定に関して大きな進捗があったことである。自転周期や公転周期といった天文分野の考察が進んだことで、想界暦に関する設定も進んだ。第五期構想の前提となる更紗語の製作も大きく進められ、異世界としての世界観がはっきりしてきた。最初に確定したのは、江島県の県庁所在地の川原市の更紗語名の「ムヮサ (mwasa)」である。更紗語の語彙整備によりこの作業は順次進められた。
描画第5期(2020年11月~)
第5期は、2020年11月14日に、城栄国にある73都道府県の名称が全て確定してからの時期のことである。
描画全体の進捗速度は、2028年完成という目標を充分に達成できる速度を維持している状況である。
年表
- 第1期
- 2003年6月29日 - 地図の描画を開始。関東西部という設定世界観で開始された。
- 第2期
- 2004年 - 描画している領域が広がり、設定世界観が「日本のどこか」というややあいまいなものに変更される。
- 2006年春頃 - 地図番号制の導入。
- 2006年夏頃 - 20万分の1地図のトレース開始。
- 2006年11月5日 - 統計情報など一部のデータをインターネット上で公開(康平PAGEの1コーナーとしての公開)。
- 第3期
- 2007年2月10日 - 初めて茶柱県外の描画。片山県の描画に進出。
- 2007年10月6日 - 森崎県の描画に進出。
- 2008年6月2日 - 地図本体を初めてインターネット上で公開(康平PAGEでの公開)。
- 2008年7月1日 - 20万分の1でのトレースを停止、10万分の1に移行。
- 2008年8月30日 - 三桝県の描画に進出。
- 2008年9月21日 - 10万分の1地図の分割版を初めてインターネット上で公開(康平PAGEの1コーナーとしての公開)。
- 2008年11月3日 - 江島県の描画に進出。
- 2009年2月13日 - 岩本県の描画に進出。
- 2009年5月28日 - 平岩県の描画に進出。
- 2009年7月26日 - XPS版の地図を公開。
- 2009年11月17日 - 奥井県の描画に進出。
- 2010年1月3日 - 森藤県の描画に進出。
- 2010年1月11日 - 吉岡県の描画に進出。
- 2010年3月15日 - 真木県の描画に進出。
- 第4期 前期
- 2010年4月7日 - 描画している領域がさらに広がり、「日本のどこか」という設定も内容にそぐわないものとなった。これにともない、架空国家であるという設定に変更され、国全域を描くことが長期目標として設定された。これに伴い描画目標枚数が2万枚から6~7万枚に引き上げられた。
- 2010年8月25日 - 生方府と福本県の描画に進出。
- 2010年12月14日 - 国名が「城栄国」であるという設定が正式に決定。
- 2011年3月5日 - 想像地図を公開しているサイトを、康平PAGEから「想像地図・茶柱」として独立。
- 2011年3月28日 - 住谷県の描画に進出。
- 2011年4月6日 - 椎山県の描画に進出
- 2011年4月26日 - サイトのサーバーをfc2からatpegesへ移転。
- 2011年6月5日 - 首都名が南栄・古都名が栄都と決定。
- 2011年6月26日 - 泉星の諸元が設定される。
- 2011年7月30日 - 生方府全域描画完了。初めての「1県全域描画」。同時に寺島県の描画に進出。
- 2011年8月6日 - 古瀬県の描画に進出。
- 2011年8月15日 - 地図の名称が想像地図・茶柱から想像地図・城栄に変更。想像地図研究所設立。
- 2011年8月21日 - サイトの名称が想像地図・茶柱から想像地図研究所に変更。
- 2011年10月5日 - 描画範囲が南域に広がる。
- 2011年10月26日 - 完成率が10%を突破。
- 2011年11月30日 - 新山県の描画に進出。
- 2012年1月18日 - 熊崎県の描画に進出。
- 2012年2月5日 - 城栄国の周辺国に関する最初の言及。森国。
- 2012年3月31日 - 栄都府の描画に進出。
- 2012年5月29日 - 最初の架空言語であるヒッタン語の創作開始。
- 2012年6月16日 - 岡地県の描画に進出。
- 2012年9月12日 - 弓木県の描画に進出。
- 2012年9月23日 - 国重県の描画に進出。
- 2012年10月11日 - 第1回やしま作戦を決行。
- 2012年12月2日 - 初となる描き直し事業の開始。
- 2012年12月16日 - 糸川県の描画に進出。
- 2012年12月23日 - 完成率が15%を突破。
- 2013年3月13日 - 図葉総枚数が1万枚を突破。
- 2013年3月14日 - 徳沢県の描画に進出。
- 2013年3月26日 - 満島県の描画に進出。
- 2013年6月29日 - 描画開始から10周年を迎える。
- 2013年7月1日 - 茶柱県の描き直しに伴う設定変更により、北部を信近県・南部を泉川県とすることを決定。
- 2013年8月5日 - 想像地図の図法が修正型正弦曲線図法であることに言及。
- 2013年8月20日 - 南栄都(貫州部)の描画に進出。
- 2013年9月9日 - 宗広県の描画に進出。
- 2013年9月16日 - 早津県の描画に進出。中国地方に相当する地域である係州地方の描画の始まり。
- 2013年10月9日 - 完成率が20%を突破。
- 2013年10月11日 - 熊崎県全域描画完了。生方府に続き2例目となる「1県全域描画」。
- 2013年10月21日 - 口広県の描画に進出。
- 2013年11月2日 - 向井県の描画に進出。
- 2013年11月5日 - 新技術の投入。
- 2013年11月7日 - 山瀬県の描画に進出。
- 2013年11月11日 - 作者、第1次多忙期に突入。
- 2013年11月14日 - 作者、梢重の夢を見る[8]。
- 第4期 中期
- 2013年12月18日 - 滝本県の描画に進出。
- 2014年2月1日 - 新山県全域描画完了。3例目となる「1県全域描画」。
- 2014年2月16日 - 古野県の描画に進出。
- 2014年3月31日 - 想像地図第五期構想の試案が作られる。
- 2014年4月1日 - 第2回やしま作戦 第1部を決行。
- 2014年4月4日 - 第2回やしま作戦 第2部を決行。
- 2014年4月6日 - 想像地図スクロールマップが公開される。
- 2014年4月7日 - 第2回やしま作戦 第3部を決行。
- 2014年6月18日 - 完成率が25%を突破。
- 2014年7月13日 - 安武県の描画に進出。
- 2014年8月8日 - 穂谷県の描画に進出。
- 2014年8月15日 - 第3回やしま作戦を決行。
- 2014年8月17日 - 2番目の架空言語となる千織語が創作開始[注釈 21]。
- 2015年1月2日 - 想像地図倍速描画計画を採択。
- 2015年1月13日 - 早津県全域描画完了。4例目となる「1県全域描画」。
- 2015年1月28日 - 完成率が30%を突破。岡副県の描画に進出[注釈 22]。
- 2015年2月24日 - 城戸県の描画に進出。
- 2015年3月5日 - 山瀬県全域描画完了。5例目となる「1県全域描画」。
- 2015年4月8日 - 住谷県全域描画完了。6例目となる「1県全域描画」。
- 2015年5月5日 - 架空地図学会関西2015で南半分の縮刷版を広げる展示を実施。
- 2015年5月11日 - 図葉総枚数が2万枚を突破。
- 2015年5月13日 - 栄都府全域描画完了。7例目となる「1県全域描画」。
- 2015年5月31日 - 完成率が33.33%(3分の1)を突破。
- 2015年6月11日 - 修正型正弦曲線図法の数学的取り扱いが確立。地図に経線が引かれるようになる。
- 2015年6月29日 - 描画開始から12周年を迎える。
- 2015年7月5日 - 古野県全域描画完了。8例目となる「1県全域描画」。
- 2015年8月7日 - 完成率が35%を突破。
- 2015年8月23日 - 想像地図研究所、想凪戦争により鮎川氏と紛争状態となる。紛争再発防止のために行われた「高樹の決断」により千織語の製作凍結決定。
- 2015年8月27日 - 15時の紛争終結宣言により想凪戦争終結を宣言。
- 2015年9月7日 - 口広県全域描画完了。9例目となる「1県全域描画」。
- 2015年9月29日 - 椎山県全域描画完了。10例目となる「1県全域描画」。
- 2015年9月30日 - 描画開始日と完成予定日の中間地点である時間的折返し地点を通過。
- 2015年11月3日 - 南栄描画第1期作業が完了。南栄側で南北に分断されていた地図が連結(南北連結式)。
- 2015年11月5日 - 作者、第2次多忙期に突入。
- 2015年12月27日 - 竹川県の描画に進出。
- 2016年3月19日 - 国重県全域描画完了。11例目となる「1県全域描画」。
- 2016年3月29日 - 第4回やしま作戦を決行。
- 2016年3月30日 - 完成率が40%を突破。
- 2016年4月19日 - 図葉総枚数が25000枚を突破。
- 2016年4月20日 - 図葉総重量が100kgを突破。
- 2016年6月3日 - 南栄描画第2期作業が完了。
- 2016年6月29日 - 描画開始から13周年を迎える。
- 2016年7月3日 - 向井県全域描画完了。12例目となる「1県全域描画」。
- 2016年7月17日 - 満島県全域描画完了。13例目となる「1県全域描画」。
- 2016年7月20日 - 赤松県の描画に進出。
- 2016年8月15日 - 想像地図研究所設立5周年。
- 2016年8月31日 - 芹名県全域描画完了。14例目となる「1県全域描画」。
- 2016年10月1日 - 完成率が45%を突破。
- 2016年10月10日 - 宗広県全域描画完了。15例目となる「1県全域描画」。
- 2016年10月16日 - 南栄描画第3期作業が完了。
- 2016年12月28日 - 更紗翻訳解釈の採用(たけべ宣言)。第五期構想の事実上の未成線化。
- 第4期 後期
- 2017年1月16日 - 七川事件発生により、垰瀬内シリーズ(駅名替え歌)の活動停止。
- 2017年3月8日 - 想像地図スクロールマップに拡大縮小機能が搭載される。
- 2017年3月14日 - 高見県全域描画完了。16例目となる「1県全域描画」。
- 2017年3月25日 - 保蘭県の描画に進出。
- 2017年4月9日 - 図葉総枚数が3万枚を突破。
- 2017年5月8日 - 戸次県の描画に進出。
- 2017年5月9日 - 赤松県全域描画完了。17例目となる「1県全域描画」。1県全域描画の最短記録を達成(293日)。
- 2017年5月20日 - 完成率が50%に到達し、作業量的折返し地点を通過。
- 2017年6月29日 - 描画開始から14周年を迎える。
- 2017年8月1日 - 温水県の描画に進出。
- 2017年10月1日 - 図葉総面積が2000 m2を越える。
- 2017年10月7日 - 南栄描画第4期作業が完了。
- 2017年10月11日 - 千明県の描画に進出。
- 2017年12月5日 - 岸下県の描画に進出。
- 2018年2月8日 - サーバーの移転に伴い、サイトのアドレスを変更。
- 2018年2月22日 - 完成率が55%を突破。
- 2018年4月3日 - 園山県の描画に進出。
- 2018年5月6日 - 鎌形県の描画に進出。
- 2018年5月26日 - 南栄都都心部の描画完成。同時に穂谷県全域描画完了。16例目となる「1県全域描画」。
- 2018年6月28日 - 図葉総枚数が35000枚を突破。
- 2018年7月27日 - 保蘭県全域描画完了。18例目となる「1県全域描画」。
- 2018年8月12日 - ねとらぼの記事で紹介される[17]。
- 2018年9月11日 - 野波県全域描画完了。19例目となる「1県全域描画」。
- 2018年10月11日 - 福本県全域描画完了。20例目となる「1県全域描画」。
- 2018年10月17日 - 滝本県全域描画完了。21例目となる「1県全域描画」。
- 2018年10月25日 - 完成率が60%を突破。
- 2018年12月13日 - 寺島県全域描画完了。22例目となる「1県全域描画」。
- 2018年12月14日 - 直江県の描画に進出。
- 2019年2月17日 - 出岡県の描画に進出。
- 2019年2月27日 - 千明県全域描画完了。23例目となる「1県全域描画」。
- 2019年4月4日 - 斎賀県の描画に進出。
- 2019年4月23日 - 温水県全域描画完了。24例目となる「1県全域描画」。
- 2019年6月3日 - 園山県全域描画完了。25例目となる「1県全域描画」。
- 2019年6月11日 - 完成率が65%を突破。
- 2019年6月24日 - 図葉総枚数が4万枚を突破。
- 2019年6月28日 - 図葉総面積が2500 m2を越える。
- 2019年6月29日 - 描画開始から16周年を迎える。架空言語・架空地図学会2019夏で南半分の縮刷版を広げる展示を実施。
- 2019年7月12日 - 塚由県の描画に進出。
- 2019年7月21日 - 斎賀県全域描画完了。26例目となる「1県全域描画」。1県全域描画の最短記録を更新(108日)。描画範囲が西域に広がる。
- 2019年7月27日 - 完成率が66.66%(3分の2)を突破。
- 2019年9月14日 - 古瀬県全域描画完了。27例目となる「1県全域描画」。
- 2019年9月16日 - 舟山県の描画に進出。
- 2019年9月27日 - 竹川県全域描画完了。28例目となる「1県全域描画」。
- 2019年10月12日 - 完成率が70%を突破。
- 2019年10月25日 - FM大阪のラジオ番組「はぐたす」で紹介される[18]。
- 2019年10月28日 - 完成時の目標枚数が61000枚から65536枚に引き上げられる。
- 2019年11月12日 - 南栄都全域描画完了。29例目となる「1県全域描画」。
- 2019年12月27日 - 出岡県全域描画完了。30例目となる「1県全域描画」。
- 2019年12月29日 - 図葉総枚数が45000枚を突破。
- 2020年2月7日 - 直江県全域描画完了。31例目となる「1県全域描画」。
- 2020年2月22日 - 完成率が75%を突破。
- 2020年2月23日 - テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」で放送され、珍百景に登録された[4]。
- 2020年2月29日 - 舟山県全域描画完了。32例目となる「1県全域描画」。
- 2020年3月14日 - 弓木県全域描画完了。33例目となる「1県全域描画」。
- 2020年3月22日 - 真木県全域描画完了。34例目となる「1県全域描画」。
- 2020年4月19日 - 奥井県全域描画完了。35例目となる「1県全域描画」。
- 2020年5月2日 - 森藤県全域描画完了。36例目となる「1県全域描画」。
- 2020年5月9日 - 関西テレビの「ウラマヨ!」で紹介される[16]。
- 2020年5月24日 - 江頭県の描画に進出。
- 2020年5月28日 - 図葉総枚数が5万枚を突破。
- 2020年7月11日 - 森高県の描画に進出。
- 2020年7月20日 - 城戸県全域描画完了。37例目となる「1県全域描画」。
- 2020年7月30日 - 長谷部県の描画に進出。
- 2020年8月10日 - 戸次県全域描画完了。38例目となる「1県全域描画」。
- 2020年8月15日 - 信近県の描画に進出。
- 2020年8月23日 - 完成率が80%を突破。
- 2020年8月31日 - 江頭県全域描画完了。39例目となる「1県全域描画」。1県全域描画の最短記録を更新(99日)。
- 2020年10月1日 - 白月県の描画に進出。
- 2020年10月15日 - 想界暦の換算式の暫定使用開始。
- 2020年10月17日 - 森高県全域描画完了。40例目となる「1県全域描画」。1県全域描画の最短記録を更新(98日)。
- 2020年10月23日 - 柄本県全域描画完了。41例目となる「1県全域描画」。
- 2020年11月14日 - 城栄国の73都道府県の名称が全て確定。
- 第5期
- 2020年12月30日 - 鎌形県全域描画完了。42例目となる「1県全域描画」。
- 2021年1月1日 - 佐分利県の描画に進出。
- 2021年2月11日 - 下賀県の描画に進出。
- 2021年2月20日 - 白月県全域描画完了。43例目となる「1県全域描画」。
最終的には2028年1月1日までに城栄国全域を描く(新規描画を完了する)ことが目標とされている。なお、新規描画が完了した後も、描き直しは行われ、新規描画完了後の描き直し作業は5年ほどかかり、2033年頃に完成する見込みである。
描き直し
想像地図は2003年から描画されているため、初期(第1期・第2期)に描かれた部位は現実感が足りないとされている。2012年、それを是正するための描き直し計画が発表され[19]、2012年12月2日より実際に描き直す作業が開始されている。
詳細は想像地図の描き直しを参照。
2028年問題
現在に至るまで想像地図の創作活動は9割以上が作者1人の手によって行われてきた。その間に想像地図の創作は高度に体系化が進み、娯楽の哲学化などといった現象も発生し、後世への作品の継承をどうするかという問題である「想像地図2028年問題」が意識されるようになってきている。
詳細は想像地図2028年問題を参照。
注釈
- ↑ 2015年1月2日に採択された想像地図倍速描画計画では、2028年1月1日を完成予定日としている。
- ↑ 地図番号制は2006年に導入された。
- ↑ 「マイナス」と「ハイフン」を誤認する恐れがあるためとされる。
- ↑ 「麻生政権による高速道路無料化」の描写が登場しており、舞台が日本であることを示してしまっている。この描写は、現在の想像地図の世界観設定の「想像地図世界は異星(泉星)の異国(城栄国)である」というものに反する。
- ↑ 描画を開始した2003年から2011年頃までは、「MACHO筋トレ」というハンドルネームを名乗っていた。
- ↑ 描画範囲が狭いため、設定世界観が完全架空かどうかは設定されていなかったが、当時の作者に「架空の星」という発想はなかったであろう。
- ↑ 2006年に60年後の完成という計算値は、計算結果のみが記録に残っており、どのような前提で導き出された値であるかについての記録が曖昧である。
- ↑ もし茶柱県が日本の48番目の県だとすれば、北海道を除く都府県の中で最大の面積を持つこととなってしまうため。
- ↑ 実際は高速無料化などこの時代の日本で起きた事象に設定が追随している。
- ↑ もし地球上に想像地図世界があったとしても世界一の吊橋の座を三桝海峡大橋が奪ってしまわないように巧妙に設定が練られている。また、旧国鉄が民営化されて誕生した鉄道会社の名称も「JR」のままである。このように、どこかやはり日本の一部であるというイメージが払拭できていない。
- ↑ 2010年4月7日の資料には「6~7万枚」という記載があるが、61000枚という目標値になり、その後2019年に65536枚に再度引き上げられた。
- ↑ 創作過程における城栄の名はの由来は2つある。1つ目の由来は作者が長崎に住んでいた時代の近所の地名、2つ目の由来は作者の本名を音読みした場合「じょうえい」となることである。ただしこれは創作過程での由来であり、想界内における設定としての「由来」とは異なる。
- ↑ 城栄という名前になったことには複合的な理由があるため、頭文字がJでありさえすれば何でも良かったわけではない。
- ↑ より正確には、梢重の夢を見た2013年11月14日以降を第4期中期としている。
- ↑ 「城栄国で話される言語『城栄語』は、文字・単語・文法・発音のいずれも、日本語に非常に酷似している。その酷似度は驚異的であり、日本語の文章は大概の場合は城栄語の文章として通じるし、逆もまた然り。」と設定されていた。
- ↑ 宣言通り戦闘はこれ以降終結しているが、戦闘停止宣言は一方的であり、両者の間で正式な講和には至ったものではない。もとより鮎川氏は交戦事実を認めていない。
- ↑ 解釈の名称が「更紗翻訳解釈」、解釈を正式採用する宣言の名称が「たけべ宣言」である。
- ↑ より正確には、たけべ宣言が発令された2016年12月28日以降を第4期後期としている。
- ↑ 描画速度の減速は7年ぶり3回目である。
- ↑ 61000枚の70%に相当する42700枚のとき70%、65536枚のとき100%となるような補正である。
- ↑ 当初は「異世界の漢字の創作の試み」として創作開始。2014年10月20日より正式名称が千織語となった。
- ↑ その後の設定変更により「浦崎県」に改められた。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 想像地図の進捗と大きさ
- ↑ 想像地図の世界観
- ↑ 想像地図の描画風景
- ↑ 4.0 4.1 4.2 これまでの放送|ナニコレ珍百景|テレビ朝日
- ↑ 想像地図創作規定第7条
- ↑ 2019年9月18日 21:11のツイート
- ↑ 想像地図の投影図法について
- ↑ 8.0 8.1 2013年11月14日に見た夢 「滝本」
- ↑ 修正型正弦曲線図法の総論(PDF)
- ↑ @koridentetsuの2015年8月23日のツイート
- ↑ @souzoumapの2015年8月31日のツイート
- ↑ S140,E140【南栄南東】
- ↑ S130,E130【南栄北西】
- ↑ S140,E130【南栄南西】
- ↑ S130,E150【南栄新川】
- ↑ 16.0 16.1 5月9日(土) | ウラマヨ! | 関西テレビ放送 カンテレ
- ↑ 15年描き続け、完成目標は2028年 架空の国を地図に描く「想像地図」プロジェクトの濃度がすごい
- ↑ はぐたすMy 'はぴe' Life 2019年10月25日
- ↑ 想像地図の描き直し
関連項目
外部リンク
想像地図・城栄 (カテゴリ) | |
---|---|
世界観 | 想界 | 泉星(想星) | 城栄国 | 城栄国の都道府県 | 城栄国の鉄道 | 城栄国の道路 |
地図の名称 | 想像地図スクロールマップ | 百葉図葉 | 広域精密図 | 原盤地図 | 原盤図葉 | 全城栄道路地図帳 | 城栄国分県道路地図帳 | 南栄都大判地図 |
地図の描画工程 | 本描画 | 原案 | 未描画領域 | 描き直し | 描画中間地点 |
描画規則 | 描画憲法 | 現想対称性 | 笹川の原則 | 相互整合性 | 旅人の立場からの描写 | 南北一軸の原則 | 三品の原則 | 山崎の原則 | 連続描画の原則 |
特筆すべき描画作業 | 生方の描画 | 南栄の描画 |
歴史的な進捗 | 高度成長期(2011~2016) | 柳井沼特需(2016) | 秋生特需(2019) | 全集中 地図の呼吸(世楠洲特需・北八州特需・南八州特需)(2020) |
行事等 | やしま作戦 | 架空地図学会 |
計画・構想 | 伊知地計画 | 描き直し | 書籍出版計画 | 第五期構想 | 地質図製作計画 | 展覧会出品構想 | 図南の翼 | 倍速描画計画 | 博物館構想 | 4倍速描画計画 |
解釈・決断・宣言 | 田谷野解釈 | 日下部解釈 | 住岡解釈 | 更紗翻訳解釈 | たけべ宣言 | 小沼解釈 | 雫田解釈 | 高綱解釈 | 辰田解釈 |
事件・問題 | 紙の圧縮劣化問題 | 幽霊図葉 | 紙の伸縮問題 | 沢田問題 | 七川事件 | 彼方事件 | 宇垣問題 | 軌間に関する議論 | 密照問題 | 2028年問題 |
架空言語創作 | ヒッタン語 | 千織語 | 更紗語 | ヘツクース語 | (英語にあたる架空言語等 他にも制作計画あり) |
科学創作 | 想界単位系 | 想界暦 |
関連事業 | 架空鉄道ダイヤ創作 | 最長片道切符探索 | 運賃計算システム制作計画 |
その他の用語 | IGIS | イカの耳 | 解釈改憲 | 換算枚数 | 現想対称性 | 思考主軸路線 | 修正型正弦曲線図法 | 進撃の想像地図 | 地図一括管理表 | 白紙図葉 | 雛壇描画 | 連動描画 |
描画主体 | 想像地図研究所 |