想像地図の完成率の算出方法

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本項目では、「想像地図・城栄」の完成率の算出方法について記述する。

概要

「架空の地図なのに完成はあるのか」という質問がしばしば出るが、想像地図における「完成」の定義は、「城栄国の国土全域の地図が仕上がること」である。

道路の開通など地物の変化によって、城栄の地図は永遠に変化し続ける。しかし、城栄の地図の変化にかかわらず、城栄全域の地図を描き終えた(未描画領域がなくなった)時点で「想像地図は完成である」と定義される。ただし、想像地図が完成することはその後の地図が変化しないことを意味するものではない

すなわち、「伊能忠敬の地図は、日本全域の地図の測量が完了したら完成である」ということと同じ意味である[注釈 1]

変遷

想像地図の描画において、明瞭に完成率が意識されるようになったのは2010年である。

2010年4月7日、描画範囲を今後広げていくにあたって、それまでの曖昧な世界観設定から「架空惑星上にある架空国家」という設定に変更された。これに伴い、描画目標枚数がA4用紙2万枚から6~7万枚に定められ、2043年までに完成させるという目標が設定された。

その後、城栄国の国土面積についての検討が行われ、61000枚を目標枚数とすることとなった。それ以来、完成率は「描画済枚数÷61000」という単純な計算式で求められていた。

しかし2019年、城栄全域の描画に必要な枚数が61000枚という見立てでは足りなかったことが判明し、2019年10月28日、総枚数が42700枚、完成率が70%に到達した時点で、完成時の目標枚数が65536枚に引き上げられた。ところが、それまでと同様に「描画済枚数÷65536」とした場合、完成率の数値が下がってしまう。このことは描画の意欲の低下に繋がる可能性があると考えられた。そこで、単純に「描画済枚数÷完成時目標枚数」とするのではなく、70%という完成率は変化しないようにしたまま、「42700枚のとき70%、65536枚のとき100%」となるように、「すりつけ」を行って完成率を算出するような数式に改められたのである。その結果、計算式は「描画済枚数×5/3806 + 26460/1903」というものとなった。

それ以降も、描画の進捗に伴って城栄全域の描画に必要な枚数が見直された。また、2020年には描き直しも完成率に含めるような計算式に改められた。描き直しは通常の新規描画よりも工数が多いため、描き直しの1枚が通常の新規描画の2枚に相当するものとして計算されている。

計算式の変遷

A:描画済枚数
B:描き直し済み枚数
適用期間 適用区間 計算式 完成目標枚数
2010年4月7日 - 2019年10月28日 - 70% 61000
2019年10月28日 - 2020年2月26日 70% - 75% 65536
2020年2月26日 - 2022年1月28日 75% - 91.705% 80000
(描き直し含む)
2022年1月28日 - 2022年9月8日 91.705% - 96% 86400
(描き直し含む)
2022年9月4日[注釈 2] - 2024年2月7日 96% - 99.9% 90000
(描き直し含む)
2024年2月8日 - 99.9% - 90200
(描き直し含む)

注釈

  1. 伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図」は1821年に完成したが、当然ながら1821年以降において日本は(地形・地物の変化等によって)変化し続けている。しかし、だからといって「1821年以降の日本で地形に変化が起こっているのだから、伊能忠敬の地図が1821年で完成したとはいえない」と主張するのは明らかに間違っているであろう。地図が完成したことと、地形や地物が変化することは別の問題として分けて考える必要がある。
  2. 式の変更は2022年9月8日に行われたが、適用期間は9月4日からである。

関連項目

外部リンク