崎北道路
この記事では日出に関する話が記されています。この記事の内容は架空であり、現実の地名・人物・団体等とは一切関係ありません。
崎北道路(きほくどうろ)は、大積県多奈崎市馬場町の比内大橋交差点と、同市野呂南を結ぶ国道44号バイパスである。
概要
多奈崎市の中心部と北部・旧比南町エリアを結ぶ高規格道路である。多奈崎インターチェンジや多奈崎テクノパークと多奈崎中心部を直結する重要幹線であり、1日を通じて交通量が多い。
建設の経緯
国道44号の旧道は多奈崎市の比内大橋交差点から北に進み、三本松で左折、江室町で右折し千歳大橋交差点まで北上、さらに右折し宮岐川沿いへ至るルートであった(現在は県道30号のルートとなっている)。 多奈崎市の中心部と北部(現在の多奈崎インターチェンジやテクノパーク周辺)は伊達山の丘陵で隔てられているため、地形上の制約から幹線道路が少なく、交通量の増加に対応する道路の建設が求められつつあった。
東日自動車道の多奈崎インターチェンジが開業するにあたり、インターから市内中心部を直結する幹線道路として建設計画が決定。1986年に多奈崎インターから上吉南交差点までが暫定開通したのを皮切りに、1994年に北山トンネルが開通、市内中心部と北部を結ぶに至った。
沿線概況
多奈崎市比内大橋〜三本松陸橋口交差点
三の丸交差点から大積県庁前・大手町などを経由する比内大通から直結する形で、宮岐川の南北を結ぶ通りである。 この区間は既存の道路を活用した形になっている。
- 車線数:4車線
- 制限速度:50km/h
三本松交差点〜長塚町交差点
三本松陸橋口交差点をすぎると大積きらめき鉄道線を高架で超え、そのまま同市長塚町まで立体交差となる。またこの区間から、最高速度が60km/hに緩和される。
- 車線数:4車線(+側道2車線)
- 制限速度:60km/h(地上の側道は40km/h)
長塚町交差点〜野呂北交差点
長塚町交差点からは地上の側道が合流し、6車線となり終点の北野呂交差点まで至る。 北山トンネルで北山台地を抜け、同市上吉で東日自動車道に多奈崎インターチェンジで連絡する。
- 車線数:4車線
- 制限速度:60km/h
歴史
- 1986年5月12日:自動車道の開通に合わせて、多奈崎IC - 上吉交差点間が開通。
- 1990年6月1日:JRの線路を跨ぐ三本松陸橋を含む、三本松陸橋口交差点 - 長塚町交差点間が開通。比内大橋交差点 - 三本松陸橋口交差点間が崎北道路に組み込まれる。
- 1992年8月30日:長塚町交差点 - 北山台入口交差点が開通。三本松陸橋〜長塚町の立体部の供用も開始される。
- 1994年12月1日:北山トンネルを含む北山台入口交差点 - 上吉交差点間が開通。
- 1995年8月14日:多奈崎IC - テクノ入口交差点間が開通。
- 1998年9月2日:テクノ入口交差点 - 野呂北交差点間が開通。