宇垣問題

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宇垣問題(うがきもんだい)は、想像地図研究所で2017年に発覚した問題である。

概要

想像地図研究所によって制作されている架空地図作品『想像地図・城栄』の描画速度は、2010年以来ずっと上昇を続けており、2016年まで7年連続で年間描画枚数が増加した。具体的には、2010年には605枚であった年間描画枚数は、そこから連続的に増加し、2016年は5476枚となり、過去最高を記録した。

しかし、2017年の年間描画枚数は4344枚で、7年ぶりの下落に転じた。それも前年比20%下落という非常に衝撃的な結果で、2014年の値すら下回る結果となった。

描画枚数の推移
年間描画枚数
2008 1393
2009 886
2010 593
2011 2029
2012 2853
2013 3950
2014 4610
2015 5385
2016 5488
2017 4344

要因

要因として「南栄の描画への選択と集中」が挙げられる。南栄周辺は地物の密度が高いため、1枚あたりの描画時間が他の地域と比べて長くなるため、結果として想像地図の描画速度の大幅下落に繋がったと考えられている。

その後

問題発覚した1年後の2018年の年間描画枚数は4452枚で、僅かに上昇に転じたが、2014年の記録には及ばない結果となったが、その翌年の2019年は7604枚で、それまでの記録を大幅に更新する結果となった。またさらにその翌年の2020年は10364枚で、それまでの記録を再び大幅に更新する結果となった。

名称の由来

宇垣問題という名称は、この問題が発覚した2017年12月に描画中だった地名(宇垣市)にちなんで名付けられており、問題の内容と名称には関連性はない。なお、想像地図研究所では事件等の名称はその時に描画中だった想像地図の地名からとることが慣習となっている。

関連項目

外部リンク