原盤図葉 (想像地図)
原盤図葉(げんばんずよう)とは、「想像地図・城栄」を構成する地図の分類の1つである。原盤地図を構成する1枚1枚の図葉のことである。
概要
原盤図葉は、想像地図の全ての地図の基本となる「手描き地図」である。
縮尺は1万分の1であり、これをスキャンにより電子化してトレース・集成を行うことでVSD地図や百葉図葉などのデジタルデータの地図が作成される。
地図番号制の番号は原盤図葉に基づいて付番されて、データベース(地図一括管理表)に登録される。
図冊
原盤図葉はバラバラに保管されているのではなく、一定の範囲内がテープによって接合された状態で保管されている。場所にも依るが概ね500枚(南北50×東西10)を1単位として保管されており、この1単位を「原盤図冊」と呼ぶ。
原盤地図との違い
「原盤図葉」とは想像地図の手描き地図を構成する1枚1枚の図葉のことをいう。すなわち、原盤地図が全体であり、原盤図葉は部分である。
関連項目