いばらの研究所データ損失事故

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いばらの研究所データ損失事故(いばらのけんきゅうじょでーたそんしつじこ)は、2015年5月13日に、いばらの研究所の所有するデスクトップPC(SONY VPCJ-138)にトラブルが生じ、日出国関連のデータの閲覧・編集などが不可能になった事故である。

概要

2015年5月13日、帰宅したいばらのが自宅PCを起動した際に発見された。発見時にはすでに同機はカーソルしか現れず、まったく操作が不可能な状態に陥っていた。   この事故の影響で、当該PCに保管されていた地図や統計データ等、日出国にまつわる設定資料の類はほぼすべてが事実上消失した。

被害状況

事故以前、日出国のデータはほぼすべてメイン機である当該PC上に保存されていたため、PDF地図などUSBに移されていた一部データを除いた殆ど全てのデータは閲覧・編集が不可能な状態になった。一方で多奈崎市久井市は全域がPDF形式で保存され、USBメモリーに保管されていたため、地図データの完全損失という事態は免れている。

被害を免れたデータ

地図

  • 多奈崎市都市地図 - 全域、PDFファイル
  • 多奈崎市広域地図(1:100,000) - 全域、PDFファイル
  • 久井市都市地図 - 全域、PDFファイル
  • 酒島市都市地図 - 一部、PDFファイル
  • 甫城市都市地図 - 一部、PDFファイル
  • 初岡・妻上県広域地図 - PDFファイル

資料、統計

その他データ

  • まいたけ漬けの写真

被害を受けた(復旧が事実上不可能な)データ

地図

その他、2012年8月~2013年5月ごろに描かれた地図は全て損失を受けた。

資料・統計情報

  • 東日地方全市町村人口データ

その他データ

  • ロゴマークのベクタデータ - 日出国関連の全てのロゴマークが被害を受けた

事故の影響

この事故でいばらの研究所では設定の練り直しやロゴの再製作を余儀なくされることとなった。

本件以降、当時サブPCであったFMV Lifebook AH42-Gをメイン機に変更し、そこで制作が続けられることが発表された。当初は新規制作ではなく損失データの復旧を中心に行われることが明らかになっており、PDFデータが残存している地図は現在もメインに制作中である多奈崎市の都市地図から優先的に復旧作業を進め、同年7月ごろには多奈崎市の復旧を終わらせることが目標とされた。しかしながら復旧作業へ時間を割くことが当時困難であったことから、多奈崎都市地図の復旧は行われず、わずかな時間を用いて2015年5月の時点での地図を基にした商業施設のフロアガイドなどの、架空創作物が次々と作られることになった。

また研究所側では、今後は日出国の各種データを様々な記憶媒体に分散して保存させる体制を作るとしている。

その他

  • この後の調査で、本事故が起きる2年前の同日(2013年5月13日)にも軽微なデータ損失事故(地図データが破損するもの)が発生していた[1]ことが明らかになり、いばらの研究所では5月13日を「データ損失防止デー(仮称)」と定めることが決定された。
  • 2018年2月ごろ、今度は2017年よりメイン機として使用しているMacBook Proが頻繁に不具合を生じるようになり、最終的に故障に至るという事態が発生。ただし2015年の本損失事故を教訓にデータのバックアップを頻繁に実施していたため、地図制作には何の問題も生じることがなかった。同機は2018年3月に修理に出され、現在もメイン機として活躍している。

脚注

関連項目

外部リンク